史跡めぐりクラブ22

両国界隈散策

「江戸東京博物館」と「北斎美術館」訪問

初春116日、第11回史跡めぐり開催しました。当初準備段階で案内ガイドさんとランチ予約が出来ずに悩みましたが、企画担当班員のねばり?で無事に企画する事が出来ました。当日は、季節柄寒さは有りますが冬晴れの好いお天気となりました。参加18名、JR両国駅集合、訪れたのは、墨田区にある「江戸東京博物館」と昼食を挟んで「北斎美術館」です。どちらも最寄りの駅は両国です。大相撲初場所開催中でもあり、国技館へ向かうお相撲さんの姿を見かけました。「江戸東京博物館」の常設展示は江戸から東京へ時代の移り変わりの変化を見る事ができます。「北斎美術館」では版画の手法、北斎作品の展示と説明で葛飾北斎の世界を垣間見る事が出来ました。

16日は「江戸東京博物館」の毎月第3水曜日シルバーデーにあたり、入館料が65歳以上無料、また「北斎美術館」入館料は「江戸東京博物館」入館チケット提示で割引になりました。「江戸東京博物館」では、館内案内ガイドさんを事前予約出来ませんでしたが、当日申込でお願いできました。案内の方の説明が有る事で、展示説明掲示文と併せて大変興味深く展示を見学出来ました。案内の方はボランティアの方々なので無料でお願いできます。訪れる時には案内をお願いする事お勧めします。 

昼食は「第一ホテル両国」25階「日本料理さくら」で和食ブッフェランチを食しました。

見学建物間の移動距離はそう多くは有りませんが、館内見学での徒歩で少々疲労気味?になりながらの解散となりました。 


草加宿散策

草加松原の矢立橋にて記念撮影

  9月28日、史跡めぐりクラブ第10回目の活動として草加宿を散策しました。草加宿は、意外にも訪れてない人が多かったため、県内の身近な史跡として計画したものです。

 9月下旬は秋雨前線や台風で雨模様の日がつづきましたが、この日だけは快晴になり、まさに散策日和。(各部員の日々の行いが良かった(?)ことに感謝)    

9時20分草加駅に集合、「草加案内人の会」のガイドさんの説明を受けながら、まず「歴史民俗資料館」で草加の歴史を知り、次に、1606(慶長11)年に創建された「東福寺」を訪れ、本堂の彫刻欄間をはじめ江戸時代のすばらしい建築物を見学、また、寺の境内にある葉が3本の「三鈷(さんこ)の松」は、この落葉を持つと金運が上がるという話に落葉拾いに励む人も多く見受けられました。 

 草加と言えば、何んと言っても草加せんべい、そこで市内老舗の煎餅屋さんでせんべいの手焼き体験にチャレンジ、草加せんべいの特徴である押し焼きで、ひっくり返しながら焼き、最後に味付けにしょうゆを塗って完成。全員手づくり草加せんべいをゲット。

 最後に訪れたのが草加松原、この松並木は綾瀬川開削に伴い、右岸に日光街道が整備された時に植えられたと伝わっており、江戸時代から名所として知られてきた。この草加松原は、松尾芭蕉の「おくのほそ道」の中でも詠まれており、今なお往時の雰囲気を伝える風致景観として国指定名勝にもなっている。 

 この松並木も昭和40年代には自動車の排気ガス等で枯れ、60本程度まで減少したが、地元の有志が植栽に努め、今では634本(スカイツリーの高さと同じ)まで回復し、その1.5kmの松並木の雄大な景色は、訪れる多くの人に親しまれている。

 ガイドさんの熱心な説明もあり、昼食が13時と遅くなり、ややバテ気味になりましたが、昼食で元気回復、食後、しばらく休憩(雑談)し、その後「独協大学前駅」で解散となりました。                             (大沢)


日本橋界隈散策

 H30年5月23日

 5/23(水)AM9時50分日本橋に18名集合、最初のめぐり先の三井記念美術館へ向かう。この建物は昭和初期に建築され、日本を代表する重厚な洋風建築として国の重要文化財に指定されている。6/17(日)まで大名茶人・松平不昧(松江藩)所有(した)お茶に関する道具等の展示、これらは南宋~明、鎌倉~江戸の時代(12世紀~19世紀)に作られた逸品揃い、素晴らしいものである。当クラブには陶器造りに造詣深き方がたくさんおられ、展示茶器に勝るとも劣らない作品を作りたいとの意気込みがひしひしと感じられた。(望み通りの陶器作成成功を期待)

  次のめぐり先は日本銀行金融研究所「貨幣博物館」、古代~近世までの「和同回珎」、「天正菱大判」、「元文小判」、国の最初のお札「大黒札」等各種の貨幣、お札が展示されている。体験コーナーに展示されている実物量の千両箱はとても重く、ドラマで千両箱を抱いて屋根を駆け回るシーンを見るが昔の人は相当な力持ちだったのかも。

昼食後、和紙の「はいばら」にて買い物、幹線7国道の起点となっている「日本国道路元標」について学習、散策の締めくくりとして福徳神社に参拝し、御朱印をいただき、大吉を願い引いたおみくじに一喜一憂しながら、福招来を願いつつ散会した。

今年も良き一年となりそう。           (有田)