6月2日(金)の晴れた日に、1班8名のメンバーは春日部駅前に立っていた。
バスに乗り高校前にて下車、北東へ向かい江戸川方面を眺めると巨大なライトブラウンの建物が目に飛び込んできた。龍Q館である。
首都圏外郭放水路は中川、倉松川、大落古利根川等中小河川の洪水を地下に取り込み、国道16号の地底50mを貫く6.3kmのトンネル(地下の川で「彩流の川」とよばれる)を通して江戸川に流す世界最大級の地下放水路だそうです。
着工してから13年後の平成18年6月に大落古利根川から江戸川までの通水が可能になり、これまでに105回稼動し水害防止に大きく寄与しているそうです。
施設の一つである「調圧水槽」は地下22mの位置に作られた巨大水槽です。
・長さ⇒177m ・幅⇒78m ・高さ⇒18m の水槽で、水槽の天井は
・長さ⇒7m ・幅⇒2m ・高さ⇒18m ・重さ⇒500t柱59本で
支えられており、この光景は地下神殿を思わせるとのことでした。
私達の近くにおいても昭和および平成の初めころは洪水、浸水に見舞われましたが、首都圏外郭放水路を始め配水場、貯水池、堤防の充実等治水対策が施され、最近は極減した感があります。今回は非常に有意義で勉強できた見学会でした。
春日部駅に戻り遅い昼食を摂りながら学園時代、龍Q館、日本の過去・現在・未来、今後の行事計画等ワイワイガヤガヤと時間が経つのも忘れ語りあい気がつくと日が沈み始めておりました。(長居しすぎてお店にチョット迷惑かけたかな!!)
今後訪問するかもしれない迎賓館、東京湾遊覧、大相撲見物を頭に浮かべながら帰路につきました。
1班 有田英一
一般課程で受講した講義、学園祭、社会見学、卒業旅行等を経験し、仲間との絆を築け、仲良し1班を卒業することができました。これからは顔を合わせる機会が少なくなりますが、
これまでと変わらず ① 仲良し1班(学園時代と同じように) ② 元気で楽しく
この目標が達成できるよう、全員で話し合いベクトルを合わせ、北越谷の元荒川河畔の花見(3月31日)を皮切りに活動を開始しました。
当日は曇りがちで見物客も疎らで、 少々の花が咲いている桜の木の下に食べ物・飲み物を拡げ、辺りを見回したら他には人影もみあたらず一番乗りでした。
やがて、小学生の輪・年輪を刻んだ人たちの輪ができ始めました。
花見の雰囲気が盛り上がってきた中で、春の食べ物・飲み物に舌鼓を打ちつつ、学園時代のトピックスに花が咲き、楽しいひと時を過ごしました。
これから、首都圏外郭放水路(龍Q館)見学、杉戸宿めぐり等計画イベントが目白押しで班活動が待ち遠しい限りです。
(有田英一)